こんにちは、しょうりです。
説明が下手な人っていますよね。
塾で教えていて他の講師の話を子供達から聞いていると、けっこうな頻度で説明が下手な人います。
同じ教材使っていて、基本的には同じこと説明しているはずなのに説明が下手な人と上手な人で子供達からの評価が大きく変わっています。
なにがそんなに違うのか?いろいろ話聞いたり考えてみた結果、なんとなく結論が見えてきたので紹介します。
目次
説明が下手な人の共通点
それではここからは説明が下手な人の共通点について紹介していきます。
身近に説明下手な人がいる人は共感していただけるかなと思います。あとなぜこの人はこんなにも説明が下手なんだって不思議に思ってた人はここで疑問が解消されるかなと思います。
説明がやたら長くてつまらない
説明が下手な人の共通点1つ目は、説明がやたら長くてつまらないですね。
塾の講師で説明が下手な人の話を聞いても、学校のハズレ教師の話を聞いても、共通してるのがこれですね。とにかく話が長くてつまらない。
話が長くてつまらないと、まず聞く気うせますよね。あとだらだら話長いせいで何が重要なのかがわからなくなるんですよね。話してる本人は全部大事って思って必死に説明してるんだと思うけど、それじゃあ伝わらないんですよね。
あとなんか勝手に楽しそうに説明する人もいるけど、だらだらクソなテンポで長ったらしく語られてもその楽しさも相手に伝わってないよって話。話がだらだら長い時点で退屈さを感じるから興味持てません。楽しいなんて思えるわけありません。逆につまらない、難しいって間違った悪い印象与えるだけです。
学校の校長の話とかってながくてつまらなかったじゃないですか。あれと同じことしちゃってるって感じです。退屈で眠いだけの拷問ですよ。
説明する順番が下手
説明が下手な人の共通点2つ目は、説明する順番が下手です。
特別話が長いわけではないし、すごく丁寧に説明してくれてる感じなのに説明が理解できない人っていますよね。そういう人は多分これが原因です。
どんなに丁寧に説明されたとしても、説明の順番が下手だと伝わりません。最初に絶対理解しておくべき情報を説明せずに細かい話を説明されてもよくわかりませんよね。
FF13の序盤なんて良い例かもしれません。ファルシだのパルスだのルシだのと説明がないまま業界用語のオンパレードで意味不明でした。ストーリーはなんとなく進むけど、言葉の意味わからないから全然ついていけませんでしたからね。
ひどい場合はこれにプラスしてさらに話も長いから大変です。説明聞いてる側はわけのわからない呪文をながながと聞かされてる状態になっちゃいます。ただの拷問です。
たとえが下手
説明が下手な人の共通点3つめは、たとえが下手です。
わかりやすく説明するために例えを使うのはとても有効です。だけど説明下手な人ってその例えが下手なんですよね。笑
例えばサッカーしか知らない相手にバスケで例えたり、漫画読まない相手にワンピースで例えたり…みたいな。なんか例え使ってわかりやすく説明してる風には見えるけど、聞いてる相手は結局イメージ掴めないから全然わかりやすくないんですよね。むしろ混乱します。
説明が下手な人ってたぶん相手に合わせるができないんですよね。だから相手のわからないことをたとえにだして、説明しちゃうんですよ。
どんなにその例えがうまかったとしても、相手に伝わらなければそれは説明が下手ってことです。
説明が上手になる方法
ここからは説明が上手になる方法を紹介します。
わたしが人になにか教えるときに意識していることです。基本的に勉強だろうがそれ以外だろうが説明したらわかりやすいって言ってもらえることがほとんどなので意識することで説明上手に近づけるかなと思います。
簡潔に説明する
1つ目は、簡潔に説明するですね。
これは単純に説明が下手な人の逆を行くって話です。必要な情報を簡潔に伝えてそれで終わりって感じですね。
これで十分伝わるんですよね。だらだら長い人の理解不能な説明のあとに同じ内容を説明したら即理解してもらえます。なのでだらだら長ったらしく説明しない、簡潔に説明する。これを意識してみてください。
大事なことは最初に伝える
2つ目は、大事なことは最初に伝えるですね。
これも説明下手な人の逆を行くってだけの話です。説明が下手な人は大事なことを最初に言わずに細かい説明始めがちです。だから伝わらない。
そうじゃなくて単純に、最初に大事なことはこれ!って伝えてしまえばいいだけです。そしたら聞き手もそれが大事って頭に入った状態で説明を聞くことになって、ちゃんと理解できるようになります。超単純ですがこれ意識するだけでも説明上手に大きく近づけると思いますよ。
相手に合わせた例えを使う
3つ目は、相手に合わせた例えを使うですね。
説明する相手がバスケ好きならバスケで例える、漫画好きなら漫画で、ドラマ好きならドラマで…みたいに相手がわかるやつで例えるだけです。これ実践するためにはいろいろな世界に触れて幅広い知識が必要です。日頃からいろんなものに触れて知識、情報を吸収する習慣をつけておきましょう。
相手に合わせた例えが臨機応変に使えるだけでイメージの伝わりやすさは爆上がりします。
少し速めのテンポを意識する
4つ目は、少し速めのテンポを意識するです。
説明下手な人ってだらだら遅いテンポで長く話すんですよね。だから聞く気失せるしつまらないし眠くなるんです。なのでこれも説明下手な人の逆を行くってだけですね。
はやくしすぎると聞き取れなくなるので少し速めくらいが良い気がしてます。ちなみにわたしは速くなりすぎる傾向があるのがダメなところですね。まぁ繰り返し説明すれば伝わるからそんなに問題はないんですけどね。
だらだら説明長くてわからない時って質問する気も失せますよね。もう質問してもまた長くてわかりにくい説明だらだらされるって思うから。そうならないために少し速めを意識していきましょう。
テンポが速いほうが聞きやすいし、だらだら長く説明されるよりは眠くもなりにくいと思います。
勉強教えるときに意識していること
ここからはおまけで、わたしが勉強を教えるときに意識していることを紹介します。上で紹介した説明上手になる方法にプラスして取り入れることでよりわかりやすく教えられるようになると思います。
友達に勉強教えるとき、親が子供に勉強教えるとき、塾講師とか家庭教師のバイトやるときにでも使ってみてください。
よけいな説明はしない
1つ目は、よけいな説明はしないですね。
まぁこれは説明上手になるための基本なので勉強教えるときも同じです。よけいなことをだらだら説明しても何が重要かわからなくなって、いざ問題解くときになにすればいいかわからなくなって手が動かないなんてことになります。
なにでとにかくシンプルに重要なことだけを伝えて問題を解かせるようにしています。
個人的にむだだと感じるのは、数学のよくわからない日本語の説明(なんちゃら法則とか)、英語のよくわからない日本語の説明(なんちゃら的用法とか)ですね。こういうのはくそまじめに説明しても意味わからなくなるだけだし、よくわかってなくてもテストで点取れるので説明は省いています。
やり方を見せて真似させる
2つ目は、やり方を見せて真似させるですね。
ただの用語問題は置いといて、それ以外の解き方のパターンが存在する問題ですね。そういうのは例題を解いてみせて、類題を真似して解かせるようにしています。これもだらだら説明するよりはさっさと実践させた方が身につくからですね。
なにごとも実践なくして成長はできませんから。あたりまえのことなんですけどね。でも説明下手な人ってわかってないんですよ。悲しいことに。
よけいな思考はさせない
3つ目は、余計な思考はさせないですね。
よく自分の頭で考えることが大事とか抜かす輩いますが…勉強の初期段階でそれやらせても意味ないんですよね。基本のやり方なんて決まってるんだから考えるだけ無駄。
特に数学のレベルが低い人ほど、よけいな思考するの好きですね。
例題と全く同じ手順で解けばいいだけなのになぜか余計なこと考えて混乱して変なことやって間違えるってパターンがめっちゃ多いです。だからそれをさけるために「何も考えずに例題をみながらそれの真似だけして解け」ってうるさく言ってます。
数学って考えて解くものって勘違いしてる人が多いんですが、ほとんど暗記ゲームです。考えるとしたら入試レベルの大問の最後の方の難しい問題くらいです。それ以外はパターン暗記していればそれに当てはめて解くだけのゲームです。
勉強って数学以外も基本は暗記ゲームです。だから初期段階でよけいなこと考えるだけ無駄なんですよ。まずはとにかく書いてある通りに覚える、つめこむ。これが基本です。これができてないやつが中途半端な成績なんですよ。逆にこれがちゃんとできていれば成績ちゃんと上げれます。
だから余計な思考はさせないっていうのも意識してみてください。
考える時間をなるべく排除させる
4つ目は、考える時間をなるべく排除させるですね。
余計な思考させないと似てるんですが、これは基本用語の演習で悩むケースに対してです。
基本用語なんてただの暗記です。覚えてなければ絶対に解けません。だけど学力レベルが低い人ほどそれで何分も悩みたがります。無駄の極みですよね。頭に入ってない情報で悩んだって一生出てきませんから。
だからわたしは「5秒悩んで出てこないなら飛ばせ」ってうるさく言ってます。悩むだけ時間の無駄ですからね。さっさと答え見て確認してそれを頭に入れればテストで点取れます。
用語で時間使うのはマジで無駄なのでそれは徹底的に排除するように指導してみてください。
なんでもかんでも悩む時間が大切なんていうおバカさんもいますが、それはココではないですから。頭に入ってない基本用語で悩んだって思考力も記憶力もは伸びませんから。笑
最後に
ということで説明が下手な人の共通点は
・説明がやたら長くてつまらない
・説明する順番が下手
・たとえが下手
ですね。
単純にこれらの逆を行けば説明上手に近づけると思います。なので現状説明が下手っぽい人は意識してみてください。まわりに説明が下手な人がいる場合はこれを教えてあげてください。意識させることでかなり改善すると思います。まぁ自分に害がないなら放置してその人の評価が下がって行くのを観察するのもおもしろいですけどね。
もちろんわたしは放置して観察して楽しんでます♪本当におもしろいですよ。
それでは最後まで読んでいただきありがとうございます。
しょうり
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