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漫画やアニメの実写化が嫌われる、失敗する原因をそこそこオタクの視点から考えてみた

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こんにちは、しょうりです。

今回は漫画やアニメの実写化が嫌われる原因をその作品がちゃんと好きなそこそこオタクの視点から考えてみました。

一般的に原作やアニメのファンほど実写化は嫌いって言う人けっこう多い気がします。

わたしはどちらかというと肯定派です。単純に実写化したらどうなるのかみてみたいっていう好奇心の方が強いので。だけどアタリ、ハズレ激しいのも現実です。おもしろかったのもあればはっきり言ってクソなのもありました。なぜそこまで極端に違いが出てしまうのか?

その原因について漫画を読んだかアニメを見たうえで、実写化した映画やドラマを見たものに絞って分析してみた結果を語ってみようと思います。

ちなみに原作読まずに映画だけ見た人とは評価がかなり異なる可能性があります。なので映画しか見てない人はいちいちいちゃもんつけないでくださいね。

わたしみたいにいつも映画とかドラマとか見ながら分析したり考える癖をつけると自然に脳を使うようになって勉強にも生きてくるのでよかったら真似して見てください。

漫画・アニメの実写化が失敗する原因

まずは漫画・アニメの実写化が失敗する原因についてです。

キャスティングがイマイチ

まず最初におもいついたのがキャスティングがイマイチな場合ですね。

あまりにも原作のイメージとかけ離れている人とかいかにも事務所のごり押しですって感じの人がメインキャストとか脇役の大事なキャラに使われていることが多々ある印象です。

その人がとんでもなく素晴らしい演技力持ってれば話は違うんですが、かなりの確率でそんなことはないので、「なんか違う」って思われる作品に仕上がってしまっているのかなと思います。

個人的に思うミスキャストの代表的なのがハガレンのウィンリィが本田翼だったやつですね。まぁ同意してくれる人も多いかなと思います。

そんな感じで漫画・アニメの実写化が失敗する原因1つめは、キャスティングがイマイチでした。

脚本がひどい

次に考えられる漫画・アニメの実写化が失敗する原因は、脚本がひどいことかなと思います。

脚本の改変はある程度は仕方ないことだと思います。だけど原作ちゃんと読んで愛している人ならありえない!ってことが多々あります。

・ストーリー改変がクソ
まずいちばん多いのがストーリー改変がクソなケースですね。

長い作品を2時間とか4時間とかでまとめるんだから削るのは仕方ないんですよ。だけど問題はその削り方です。

原作知ってる人からしたら絶対必要なストーリーを削ったり、すごく短くダイジェストみたいにして流してしまったり、そういうことしますよね。クソな脚本の場合。

こういうの見るたびに脚本家とか監督とか演出の人、絶対原作読んでないなって感じます。もし読んでいたとしてもちょっと流し読みした程度で深く読み込んでないのが丸わかりってパターンが多いです。

・大事なセリフを変えやがる
あとは大事なセリフを変えやがるのもちょくちょくありますね。

このキャラそんな言い方しませんけど?みたいのをちょくちょくみかけます。セリフの言い方、内容がどれだけその作品にとって重要か?与える印象が変わるか?その程度のことも理解してない人間が脚本書いたんだなーって思っちゃいますよね。

ほんとに原作読んでから脚本書くなり監督するなりしてくれって思います。最低10周くらいかな?

・変える意味がわからない設定変更
さらに実写化だとよくあるのがこれですよね。

なんでそこ変えた?とかなんでそれ追加した?みたいな意味不明な設定変更。

まぁたぶん監督とか脚本家が自分の色だそうってした結果なんだろうなってわたしは予測しています。それ自体を否定はしませんけど、やるならもっとうまくやろうよって思いますね。

失敗する作品の場合、なんでそんなことしたん?って言われるような変更ばかりです。

世界観がおかしなことになっていたり、見た目がなんか違う感じになっていたり、性格全然変わっていたり…多少いじるのはありだけどあまりにも極端に変えるのは元の雰囲気壊れるからダメでしょって気づいてくれって話。

基本的には変なことせずに忠実にやってくれっていつも思います。髪の色とか衣装のデザインが多少変わるくらいならいいと思うけど。

キャストの役作り、演技がイマイチ

あと漫画・アニメの実写化が失敗する原因で考えられるのはキャストの役作りや演技がイマイチなケースですね。

キャストがあってない上に演技もイマイチだともう見てられません。このコンボはよくあるから実写化は評判悪い率が高いんでしょうね。たぶん。

あと個人的にきになるのは役作りです。たとえば死にかけの病気の役なのにぷにぷにしてたら違和感しかないですよね。まぁそういうのがあったんですよ。

本物の役者は役作りでえげつない体づくりとかしてる話を聞いたことがあるのでそういういい加減な俳優をみると残念な気持ちでいっぱいになります。原作リスペクトする気持ちが全くないってことですからね。

本物の役者なら監督とか演出とかに言われなくてもそこまでやってくるのが普通であるべきだと思います。

漫画・アニメの実写化の場合はリアルじゃないものをリアルで再現するんだから原作に近づける努力は絶対に必要だろって話です。というかそれができないならオファー受けてんじゃねーよって感じますよね。

特に好きな作品でこれやられるとマジで不快です。

失敗する原因まとめ

という感じで漫画・アニメの実写化が失敗する原因は、

・キャスティングがイマイチ
・脚本がひどい
・キャストの役作り・演技がイマイチ

ってのが主な原因かなと思います。

失敗する作品ごとにそれぞれ細かい原因はありますが、だいたいはこのどれか、または複数ですね。

漫画・アニメの実写化が成功するケース

次に漫画・アニメの実写化が成功するケースについて考えて見ました。

まぁ基本的には失敗するケースの逆って話なんですけどね。細かく語ってみようかと思います。

キャスティングがすばらしい

まず1つ目はキャスティングがすばらしいですね。

原作ファンって実写化したらこの人がいい!みたいな話するじゃないですか。それをそのまま可能な限り実践してくれたら最高ですよね。

成功してる実写化作品ってそれがかなり達成されてる気がします。もちろん無理な部分もあるけどかなり頑張って原作に近づけようとしてくれたっていう努力が感じられます。

脚本が上手

2つ目は脚本が上手です。

脚本の改変は仕方ないことです。だけど成功する作品ってそこも上手なんですよね。

ストーリーの切り貼りが絶妙にうまくいってる印象です。

削っても問題ないところをうまく削って、大事なところはしっかり残して、ストーリーが破綻しないようにバランスを取る。これがうまーくできているなーって感じます。原作へのリスペクトが感じられます。ちゃんと読んでがんばって考えたんだなーって感じられます。

キャストの役作り、演技がすばらしい

3つ目はキャストの役作り、演技がすばらしいですね。

実写化に成功する作品ってへんな事務所のゴリ押し女優みたいのが出てくるのではなく、ちゃんとした俳優を揃えてるので役作りも演技もすばらしいケースが多いですね。

そもそものキャスティングがいいから演技もよくなるというプラスの相乗効果だと思います。

よけいなことしない

4つ目はよけいなことしないですね。

成功してる作品ってなにかしら監督とか脚本家の色を出すにしても、メインのストーリーに迷惑かけるようなことってしないんですよね。

あーここちょっと変えたんだねって気軽に見て感じられるようなところで遊んでいる印象です。だから嫌われずに評価されるんだと思います。

漫画・アニメの実写化が成功するケースまとめ

ということで漫画・アニメの実写化が成功するケースは、

・キャスティングがすばらしい
・脚本が上手
・キャストの役作り、演技がすばらしい
・よけいなことしない

ですね。

これらに当てはまっていると比較的成功しやすいのかなって思います。

個人的にイマイチと感じた実写化作品

ここからは今まで見た実写化作品でイマイチだったと感じたものについて語っていこうかと思います。ネタバレ要素も含むので気にする人はスルーしてください。

ちなみにドラゴンボールは語るまでもないレベルでクソって有名かなと思ったので省いておきました。

進撃の巨人

個人的に歴代で最も評価低いのが進撃の巨人の実写化ですね。

点数でいうと100点中3点です。笑

キャストが全体的に違和感(俳優の演技ではなく演出がイマイチな印象)、原作改変ひどすぎるというか別物にもほどがある(しかもそれがえげつないレベルでつまらない)、テンポ悪い、2作品にした意味がわからない、余計なエロ?要素、中途半端なグロさ、かなり昔の特撮作品みたいな映像、リヴァイがいない、結局なんだったの?っていう終わり方などなど…

という感じで残念なところを語り出すと長くなりそうなのでこの辺にしておきます。

よかったところは、巨人のCGと石原さとみのハンジだけですね。

つまらなすぎて逆におすすめしたい一作です。原作読んでいて映画見てない人はぜひ見て見てください。

四月は君の嘘

これはメインキャストと脚本改変の一部がひどかった作品ですね。

まずメインの2人がまじでイマイチ、ヒロインは病気で死にかけなのになんかプニプニしてて完全に役作りしてないのがまるわかり。この作品で私の中のこの人の評価は地に落ちました。もう1人はそもそも演技力びみょーわたしのなかでは印象に残らない俳優の1人だったので今回も特に印象に残ってない笑

というかそもそも中学生の話なのを高校生にしちゃったのも残念。わざわざこの微妙な2人使うために高校生設定にしたのか?って思うほど。

あとはセリフの語尾を変えやがったり、こうせいのキャラ全然違ったり、かをりを「宮園!」って呼び捨てしたり…細かい部分ではひどいことだらけでしたね。

原作ではこうせいはかをりのこと本人の前では名前で呼ばない(君っていう)し、わたりの前とかでは「宮園さん」って呼んでますからね。こうせいは椿以外の女子は呼び捨てしないし。そういう大切なところを変えやがるのも残念な実写化って感じですよね。原作読んでないのまるわかり。

よかったのはエンディングのいきものがかりの曲ラストシーンですね。ぶっちゃけこの作品はここしか印象に残ってないです笑

原作を頭の中で浮かべながらいきものがかりのラストシーンを歌詞ちゃんとみながら聞くとマジで感動できます。

中学生役のままでちゃんとオーディションしてキャスト決めて作り直して欲しい作品です。しっかり作って欲しいので映画ではなくドラマのほうがいい気がします。もちろん曲はいきものがかりで。これは変える必要ない。名曲すぎる。

るろうに剣心(京都大火編、伝説の最後編)

次はるろうに剣心(京都大火編、伝説の最後編)ですね。

一般的にはるろうに剣心は全部高評価っぽいですが、わたし的にはこの2作品は違います。

残念なポイントは脚本です。

まず1つ目は、多分漫画ではなくアニメの新京都編をベースに作ったことですね。京都編は漫画と比べるとかなり違うところが多かったんですが、たまたま新京都編っていうアニメをみたらそれがそっくりだったのでがっかりしました。

そもそも新京都編のアニメの評価あまり高くなくて、ヤフーで1.9点とかついてたんですね。実際おもしろくなかったし。それなのにそれをベースっぽい実写化にしちゃったもんだから原作ファン的にはなんかイマイチなポイントが多かったです。

あとは十本刀の扱いが雑すぎること。原作では精鋭と剣心たちがちゃんと戦ったのに、宗次郎以外は完全にモブキャラ扱いでしたね。十本刀って言葉話にしてもいいから、原作通りにさのすけとあんじ、さいとうとうすい、けんしんと宗次郎って順にバトルさせてくれればそのほうが圧倒的に見応えあったと思うのに残念でした。剣心の実写は、やたらと1体多数の乱戦シーンを作りたがる傾向があるのがイマイチポイントですね。剣心のバトルシーンの見所は乱戦ではなく1対1の勝負なのに。

あとは京都大火編で大量に出てきたししおの偽物軍団は意味不明でしたね。あれは笑いとろうとしてるのかな?って思ったけどつまらないのでマジで謎でした。そんな余計なシーンはいれずに原作通りにしてくれればもっとおもしろかったのに残念です。

あとは福山のシーン無駄に長い問題ですね。

京都編は剣心が師匠から奥義を教えてもらうシーンがあるんですが、これが異常に無駄に長い。マジで無駄だと思いました。福山のギャラが高いからいっぱい使わないとみたいなアレか?と思っちゃいますよね。

セリフもあんまなく、剣心がいじめられるだけのシーンがながながと続くっていうマジでいらないシーンでした。原作と同じ感じでサクッとすすめてくれれば師匠の印象も悪くなったのに。

あとはなぜゆみをメアリージュンにした?問題。メアリージュンが悪いわけではないです。完全にキャスティングする方の問題です。見た目違いすぎて違和感しかなかった。そこは本当に疑問。

あとはあおしの剣術が小太刀二刀流じゃない件。これはかなりマニアックなつっこみかもしれませんが、あおしの刀、普通の二刀流だったんですよね。あおしは小太刀二刀流だから2本とも同じ長さじゃないとダメなのにそうなっていませんでした。そこが個人的にはすごく残念でしたね。刀の構え方も原作の小太刀二刀流ではなくて宮本武蔵の二天一流っぽいかまえでしたからね。

まぁ小太刀二刀流は教えれる人いないからそうなったのかもしれませんが、ちゃんと作って欲しかったですね。楽しみにしてたので。

という感じでイマイチポイント語ってみましたが、剣心の実写化はそれ以外はとてもいい感じです。

とくにししおまことは素晴らしい。顔でないのに藤原竜也の演技が光ってました。あとあおしもすごく良かった。作品愛が感じられました。そもそもメインキャストも原作リスペクトですばらしいキャストです。この2作品に関しては脚本がとにかく残念って感じです。ほかがいいだけにもったいない。

BLEACH

次はBLEACHですね。

これはなかなかひどかったです。

プラスのポイントはホロウのCGと恋次役の早乙女太一だけですね。

残念だったのは…

一護が福士蒼汰は演技力的にないだろって思った。実際微妙だった。
ルキアがイメージと違いすぎる。
白夜しゃべりすぎ。見た目はよかった。原作はもっとクールで無口で冷たい感じやん。

あとはあまり印象に残ってないのでこれ以上語れないです。ってくらい薄い作品でした。笑

BLEACHファンはぜひ一度見て見てください。

テラフォーマーズ

次はテラフォーマーズです。
映画は原作の1巻を実写化した感じでした。バグズ2号編ですね。1冊分なら尺的には全然問題ない感じだねって思ってましたが、蓋開けて見ると大変なことになってましたね。若干キャストであれ?って気配はしてましたが…

これの残念だったところは…

・地球がなんか荒廃した雰囲気の世界観(原作通りでよかった)
・小栗旬がなんか変なメイクで出てきた(べつにいらん要素)
・伊藤英明がなぜかめっちゃ棒演技だった(他の作品だと見たことない「どうした?」って思うレベル)
・変身後の見た目が昔の仮面ライダーとか見てるみたいだった。とくにやまぴーなんて仮面ライダーそのもの。

そもそもの世界観がなんか違ったんですよね。原作は現代な感じだったのに、ここで監督の色出しちゃいましたね。三池監督はわりとこういうことするイメージがあります。良い方向に転ぶこともあれば余計って思うこともある印象です。今回はべつにいらな買ったかなって思いました。

小栗旬が変なメイクで出てきたのも同じくですね。なぞの世界観になってしまっていて、変なメイクの小栗旬出てきて、なんじゃこりゃ感が強かったです。

あとはしょーきち役の伊藤英明の演技がなぜか超棒演技でした。他の作品ではここまでひどい演技はみたことなかったので「あれ、どした?」って劇場で見ながらなりました。しょーきちの役がハマらなかったんですかね。悪の教典とかよかったのに、しょーきちみたいなまっすぐ熱血系は合わないのかもしれませんね。

そしてテラフォーマーズの見せ所である人為変態。これがまた微妙。やまぴーはバッタになるんですけど、仮面ライダーでしたね。ほかのひとも被り物感が強すぎて子供の頃に見ていたライダーとかレンジャーを思い出しました。笑

て感じで全体的にクオリティーが低かった作品です。

よかったところはゴキブリのCGかなー。それ以外ほぼ印象残ってないです。とりあえずおもしろくなかったのは覚えてます。原作の1巻は熱い展開でおもしろかたのにね。やっぱこういうのはネットフリックスとか海外系にお金かけて作ってもらわないとチープな感じになっちゃうのかもしれませんね。

バクマン

次はバクマンですね。

バクマンの残念だったところは…

・あずきのコレジャナイ感
・圧倒的に尺足りませんでしたね感
・アシ雇えよ
・エンディング

ということで、一番気になったのがあずきのコレジャナイ感ですね。小松菜奈は素晴らしい女優です。糸とか余命10年とか良かったです。だけどあずきは違ったなーって思いました。あまりにもイメージが違いすぎます。あずきに関しては演技力ではなく見た目で選んで欲しかったなーっていうのが感想。

あとはストーリーですよね。なんか学校のみんなの様子みながら漫画のネタひらめくシーンあるんですけど、それ見たら「おっ!PCPひらめくんかな?」とか思うじゃないですか。そしたら違う漫画だったんですよ。ちょっとなにひらめいたか忘れたんですけど、なんかひらめくきっかけとひらめいた内容にズレがある感じに見えました。

てか短い時間で成功させるならそれすっとばしていきなりPCP閃いて連載して、1位とって墓にアンケート表見せに行って、感動シーン作って、次はアニメ化!!ってとこで終わるくらいの思い切った改変してテンポよくした方が何倍もおもしろかったのになーって思います。

あと映画見て思ったのが、アシ雇えよ。

連載始まってるのになぜか2人で書き続けてたんですよね。なんでアシスタントの人いないんだ?ってずっと感じてました。連載始まったら基本雇うんじゃないの?漫画家の現場一切知らない人が脚本つくったのかなって思っちゃいますよね。週刊連載は過酷オブ過酷だから死んじゃいますよ。

そして最悪だと思ったのがエンディングです。

エンディングの曲のバックでサイコーとシュージンが新しいアイデアについて話し合って黒板に書いて行くシーンが流れるんですが…これがクソにもほどがあるだろって演出でしたね。原作で出てくるたぶん全部の作品そこで登場しちゃってるんですよ。笑

サイコーとシュージンがいろいろあって苦労してやっとの事でたどり着く作品とかもすでにアイデアが頭にあって黒板に書いちゃってるんですよ。まぁ1作目でここまでやらかしちゃったら続編はないだろうけど、エンディングで完全に続編の可能性をゼロにしちゃいましたね。雑にもほどがある。

良かったところは、あずき以外のキャストですね。それは特に問題なかった印象です。バクマンの中に出てくる漫画、いつかジャンプで連載してくれんかな…今のジャンプ面白い漫画少なすぎるし。

暗殺教室

次は暗殺教室ですね。

暗殺教室の残念たったところは…

・ストーリー
・ビッチ先生の配役

ですね。

とにかくストーリーが無理ありすぎましたね。たった2本の映画でおさまるわけねーだろって話を無理やり詰め込んじゃって、なんか最後まで持ってってましたが、うすーい印象になってしまいましたね。

ころせんせーの人間時代の話はよかったけど、そこに至るまでのその他のストーリーがペラペラすぎて、漫画ほどの感動はなかったかなって感じです。映画向きではなかったですね。いつかドラマで作り直してくれたらいいなーなんてちょっと思います。

あとはビッチ先生の配役ですね。実写化でよくある「なぜこの人にした?」ってやつです。べつにその人が悪いわけじゃないです。キャスト決める人が無能なんだと思います。事務所のゴリ押しかもしれませんけどね。イメージと違いすぎたら違和感しかないんですよね。

僕だけがいない街

次は僕だけがいない街ですね。

これの残念だったところは…

・結末

これに尽きますね。

最後主人公死ぬんですよ。劇場で見ながら「えーっ死ぬん?」てなりましたよ。笑

そこは変えたらダメだろってところを見事に悪い方向に変えてしまった感じですよね。原作ではきれいに終わってるのにまさか映画でこんなひどい終わり方にしてくるとはって感じです。脚本家か監督が自分の色出したくなったんでしょうね。それで失敗する典型的なやつです。

キャストは悪くなかったし、ストーリーの改変もそれなりにうまくやっていたような気がします。多少つっこみどころはあった気がするけど、まぁそこまでケチつけるほどのものではなかったと思います。とにかくラストの決着がクソ。

終わりが悪ければどんな作品もクソになってしまう良い例かと思います。ちなみに漫画だとBLEACHが良い例ですね。

僕だけがいない街に興味ある人は原作読むかネットフリックスのドラマ版を見るのがいいかなと思います。

作品のおもしろさは原作>ドラマ>>>アニメ>>>>>>>>>>>>>映画って感じですね。個人的には。

約束のネバーランド

次は約束のネバーランドですね。

これの残念だったところは、

・キャスティング
・ストーリー

違和感あったのはキャスティングです。メインの3人って同い年のはずなんですが、いざ実写だとそのうちレイ役の子だけ明らかに子供なんですよね。背も低いし、声変わりもしてない感じ。別にこの子が悪いってわけじゃないです。演技はイマイチだったけど。

それよりも見た目のバランス考えろよって話です。あまりにも不自然でした。子供のレイがノーマンにいちゃんとエマねえちゃんに話してる感じでした。その時点でもうアウトですよね。笑

年齢設定変えるのはまだいいとしても、3人のバランスは絶対に意識しなければいけないポイントでしょう。少なくとも1人だけ明らかに子供に見えるなんて絶対にやってはいけない。だけど失敗する実写化作品作る人ってそういうことやるんですよね。

あとストーリーもかなり駆け足な感じでなんか印象に残ってることが少ないです。基本ストーリーをハウス脱走までにして、中身は映画サイズで綺麗にまとまるようにうまーく改変したり削ったりすれば良かったのに、それができてない印象です。

きっとこれ作った人もちゃんと原作読んでないんでしょう。ちゃんと読んでれば削っても良い場所と変えても良い場所もちゃんとわかるはずですからね。

ストーリーをハウスからの脱走までににしたのは正解だったと思います。映画の尺でやるならそれしかないですからね。変に先のストーリーもつめこもうとせずそこでしっかり切ったのは良かったと思います。

あと渡辺ナオミのインパクトがすごかった。笑

鋼の錬金術師

次は鋼の錬金術師です。

ハガレンの残念だったところは…

・ウィンリィ
・1作目と3作目
・ありえない改変

ですね。細かいこと言えばもっとあるんですが、とてつもなく長くなりそうなのでざっくりにしておきます。

まずはウィンリィです。ハガレン失敗の最大の要因の1つじゃないかなって個人的には思ってます。ウィンリィの配役があまりにもあってない。さらに演技も下手で見てられない。それに尽きますね。

1作目はそんなに気にならなかったけど、2作目のスカーと対峙するところなんて…笑

見た目のイメージも違ううえに演技も下手では救いようがありません。ランファン役だった黒島結菜とかをウィンリィにした方が良かったんじゃね?って思いますよね。とにかくウィンリィのコレジャナイ違う感ははんぱなかったです。

そして1作目ですね。ここでとんでもないことやってしまってるんですよね。ほかにもいろいろ言われてると思いますが、わたしが一番ふざけんなって思ったことは、ラストを倒すシーンです。

原作ではロイがラストの胸にて突っ込んで石取り出して仲間を助けようとするけど、ホムンクルスは賢者の石が核だからそっちで再生してロイの腹を刺す展開なのに、映画では石を胸からとったらラスト死んじゃうんですよね。笑

原作知ってる人はみんな「は?」ってなりますよ。原作破壊にもほどがあるクソ改変ですよね。びっくりです。これが本当に最悪だと思いました。せっかくウィンリィ以外のキャストは良い感じなのに本当にもったいない。脚本がクソなせいで駄作になってしまってました。

そして3作目。原作のストーリーの最後までやるやつですね。これもひどかった。笑

2作目はよかったんですよ。うまーくストーリー切りはりして映画サイズに落とし込んで、テンポも悪くなかったんですよ。だけど3作目で完結するって考えた時によぎったのが、「あと1本でおさまらんくね?」でした。そしてその予感は悪い方に的中してしまったという話です。

3作目の感想は、「つめこみすぎてペラッペラ」ですね。

個人的に好きなグリードの件は超雑。薄すぎてなんで仲間になってるのかよくわからん感じになってしまってました。北の話も超雑。アームストロング少将が突然中央にワープしました。そのほかにも原作の内容できるだけつめこもうとしすぎちゃってパンク寸前であらゆるストーリーがペラペラで見れたもんじゃありませんでした。

2作目がよかっただけにガッカリ感は倍増でしたね。最後もはっきりいって見せ方違うだろって思いました。原作と同じようにエンドロール終わってから親の2人の映像さしこめばもっとよかったのに、どうしてそこ順番変えるかなー?自分の色出したくなっちゃって悪くなる典型的なやつがここでも発動してますね。

ちゃんと作るならもう1、2本必要でしたね。まぁ1作目で失望されて人気もないからお金なかったんだと思うけど…いつかちゃんと作り直して欲しいですね。ネットフリックスのドラマ化とかで。

賭ケグルイ(映画)

次は賭ケグルイの映画ですね。あくまでも残念なのは映画だけです。賭ケグルイはアニメとドラマをひとおりみた上での感想です。漫画は読んでないです。

賭ケグルイの映画の残念なところは…

・映画オリジナルストーリー

これだけです。これがとにかくひどい以外の言葉が出てこない。笑

1作目は変な団体登場する&ラストのギャンブルがなんかただのカード読み合うだけのゲームでギャンブル感が薄いし、イカサマを破る感じもなくてなんかつまらなかった。氷魚の演技はよかったです。

2作目はもっとひどくて、なんか変なオリジナルキャラでてきてギャンブルに負けそうになると暴力で解決するという賭ケグルイで一番登場させてはいけないキャラを登場させてしまって、もうすべてが破綻してます。

そんでメインのギャンブルもなんか銃向けて殺し合いみたいなやつだったけど、賭ケグルイってそういうのじゃないよね?って思いました。

せっかくメインのキャストは素晴らしい演技してるのに脚本がそれをぶちこわしてしまってます。映画はなかったことにしてドラマ版で続き作って欲しいと思います。映画は見る価値ないです。そんな時間あったらドラマ版見た方がいいです。

個人的によかったと感じた実写化作品

ここからは個人的に良かったと感じた実写化作品について語っていきます。失敗した作品に比べるとかなり数が少ないです。まぁそれだけ原作愛のない作品が多いってことですね。

るろうに剣心(1作目、The Final、The Begining)

まずはるろうに剣心ですね。

2作目と3作目以外は良かったです。

まずはキャストがすばらしいですよね。ほぼ文句なしです。個人的には薫はもっといい人いたんじゃない?とは思いましたけど、まぁハガレンのウィンリィみたいに気になるほどではなかったのokです。特に良いと思ったのが剣心とあおしですね。ハマりっぷりが尋常じゃない。

そして1作目は脚本うまく作ったなーって感じでした。1本でしっかり完結するようにきれいにできていました。じんえをラスボスに設定したのもよかったですね。あおしの話いれると長くなるからそれをカットしてうまく作ったと思います。ここでうっかり綾野剛を使ってしまったこととなぜか役名を外印にしてしまったのは唯一の失敗ですね。たぶん続編作る予定なかったんでしょう。

3作目もなかなかうまく作ったなって印象です。

ちょっと残念だったのはあおしをケガで早期退場させてみさおのシーンが多くなるようにされていたことに事務所の圧力を感じたことですね。あおしが剣心の仲間として戦うのが熱いのにそれがなかったのは非常に残念です。

乱戦シーン減らしてハゲ4人を人誅の仲間に置き換えて、1対1で戦う流れの方が個人的には良かったんじゃないかなとは思います。

あとべつに思ったほど悪くはなかったけど、縁は別の人が良かったなーってのが本音です。窪田正孝がよかったけど、清里で使っちゃってたのがもったいなかったねって思いました。まぁ仕方ないけど。菅田将暉でも良かったんじゃないかと思ったりもする。まっけんゆうも悪くはなかったけど、ししおみたいに良かった!って印象にはなってないので。

もっと良くできるポイントはあった気はするけど全体としてはうまく作ってあって良かった作品だとは思います。

4作目は個人的には剣心の映画では最高傑作かと思います。

原作でも一番好きなストーリーです。悲しいけど剣心を語る上では必須の話ですからね。順番的にこれを最後に持ってきたのもうまいなーって思いました。最後の作品なのにbeginingってね。映画1作目の主題歌にも繋がるといううまい作り。

ストーリーは文句なしですね。映画スケールでしっかりおさまるようにいい感じにつくってました。血の雨もどうするんかなとか思ってたけど、うまくできてました。闇乃武との戦いもいい感じに作ってあったと思います。巴が死ぬシーンも原作に負けないレベルでよかったです。

銀魂

次は銀魂ですね。

銀魂もキャストよかったし、ギャグパートは最高におもしろかったです。

ぶっちゃけわたしは真面目なバトルパートはいらないって思ってます。そっちはそっちで悪くないんだけど、おもしろさはギャグパートには劣るのでいらないかなって。

全体的にキャストたちの演技もしっかり入り込んで振り切ってやってて、漫画をうまく実写化しようっていう気持ちが伝わってきますよね。映画もおもしろいし、配信限定のストーリーもくそおもしろかったです。

賭ケグルイ(ドラマ)

次は賭ケグルイのドラマですね。

これはキャストのハマり具合と演技が素晴らしいのひとことです。

ドラマ見た後にアニメも見たんですが、実写のクオリティ高すぎてアニメのストーリーだったかドラマで見たストーリーだったかごっちゃになってしまうという変な現象が頭でおこってしまいました。

キャストの再現度が素晴らしいので、そのメンツでそのままアニメを実写化したらなんの違和感もなくできてしまいそうな感じです。映画はなかったことにしてドラマの続編を楽しみに待ってます。

浜辺美波の代表作だと勝手に思ってます。賭ケグルイの時が一番輝いて見えます。

デスノート(映画)

次はデスノートです。ドラマではありません、映画です。さらに言っておくとライトとエルの戦いの映画のみです。1作目と2作目。

まずはキャストがすばらしい。エルもライトも違和感なく作られてましたね。原作へのリスペクトが感じられました。

あと映画のデスノートは個人的には結末が最高ですね。本当はキラに勝って終わって欲しいけどまぁ悪が勝つみたいのはどうせダメとかくだらないこと言う人多いからギリギリの線を攻めた印象です。

わたしは原作のキラが最後に負ける結末に納得いってなかった(ご都合主義で無理やり負けさせた感が強かった)ので、映画でベストな答えを出してくれたなって思いました。原作もこの終わり方ならまだ納得できましたね。

と言う感じでデスノートの映画はおすすめです。最初の2作だけ。他のはそんなにおもしろくなかったのでおすすめはしません。

まとめ

ということで漫画・アニメの実写化が失敗する原因について語ってみました。ちょっと書きたいこと多すぎて1万文字超えちゃいましたが、ここまでお付き合いしてくれた方はお疲れ様でした。

結局のところ、実写化を成功させるためには、

・脚本、演出、監督が原作をリスペクトしていること
・キャストが原作をリスペクトしていること

これに尽きますね。リスペクトがあれば明らかにイメージに合わない事務所のゴリ押し俳優は使われないはずだし、クソな脚本はつくらないはずだし、変にセリフ変えたりもしないし、大事なシーン省いたりしないし、役作りちゃんとしてがんばって再現してくれるはずです。

それができてないから実写化が嫌われるし失敗する。ただそれだけのことですね。

今後はワンピースの実写化が楽しみです。どうなることやら…

それでは最後まで読んでいただきありがとうございました。
しょうり




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