「なんで勉強しないといけないの?」「勉強する意味がわからない」という気持ちになったことがある人は多いと思います。その疑問自体は自然なことで、変なことじゃありません。
今回は、なぜ今の時期に勉強しておくべきなのかを紹介します。きれいごとではなく、私が実際にそう考えている理由をそのまま伝えます。
目次
勉強の意味は、やってみないとわからない
「勉強する意味がわからない」という状態は、実は勉強が足りていないサインです。
これは責めているわけではなく、そういう構造になっているという話です。ある程度ちゃんと勉強した人は、勉強することの意味を感覚的に理解します。でも勉強をしていない人には、その感覚がわからない。だから「勉強する意味がわからない」という状態になります。
「勉強したらわかる」というのは結論が先で説明になっていないように聞こえますが、実際のところそれが一番正確な答えです。やらないと体感できないものがあります。逆に言えば、やった人は全員「やってよかった」と感じる瞬間が来ます。
「意味がわからないから勉強しない」という判断は順番が逆です。まずやってみることで意味が見えてくる、という方が正しいです。「なぜやるのか」より「まずやってみる」が先です。意味を理解してからやろうとすると、ずっとやらないまま終わる可能性が高いです。行動が先、理解は後からついてきます。
「勉強が苦手」は理由にならない
「自分は頭が悪いから勉強ができない」「もともと苦手だから仕方ない」という人がいますが、この考え方は逆です。
勉強ができないのは、頭が悪いからではなく、まだやっていないからです。勉強は「やったかやっていないか」それだけです。今できないのは、今まで十分にやってこなかったということです。
「苦手」という言葉は、勉強しない言い訳に使いやすい言葉です。ただ、ちゃんとやれば誰でも成績は上がります。勉強はやった分だけ結果が出る、そういうシンプルなものです。「苦手」と決めつけてやめてしまうのはもったいないです。
今できていなくても、そこからちゃんとやり始めれば確実に並レベルにはできるようになります。それが勉強の正直なところです。
動機は立派じゃなくていい
「将来のためになるから」「社会に出たときに役立つから」という立派な理由がなくても、勉強する動機としては十分です。
例えば、「頭の悪い人間と同じにされたくない」でもいい。「成績を上げて親を驚かせたい」でもいい。「好きな部活をやり続けるために最低限の成績が必要」でもいい。「クラスで目立ちたい」でも「嫌いな教師を見返したい」でも何でもいいです。
ちなみに私の勉強の動機は「バカと離れたい」でした。小3~4くらいの時にクラスに日本語が通じない躾のなってないバカがたくさんいて、日々ストレスで、それを親に話したら「高校からは学力で別れるから、勉強すればバカと高校で離れられる」って教えてくれたので、そこで「勉強しよう」って決めました。
大切なのは「勉強する理由が自分の中にある」ことで、その理由が立派かどうかは関係ありません。立派な理由がないと勉強できない、なんてことはないし、そんな縛りを自分に課す必要もないです。
今すぐ理由が見つからなくても大丈夫です。「なんとなく勉強しておいた方がいい気がする」という感覚だけでも、続けるうちに自分なりの理由が見えてきます。なんでもいいから、とにかく動くことが先決です。小さな理由でも、見つかったらすぐに動いてみてください。
目の前のテストに集中する。将来はその先についてくる
「将来のために勉強しよう」という考え方は、意外と行動に結びつきにくいです。将来は遠くて具体的でないので、モチベーションが続かないことが多いです。
それより、目の前のテストで点を取ることを目標にした方が動きやすいです。次のテストで5点上げる、この科目で平均を超える、そういう具体的な目標の方が行動につながります。
将来のこと、進学のこと、仕事のことは、目の前のテストで点を取り続けた先についてきます。今の自分がやることは、目の前のことをしっかりやることだけでいい。将来は後からついてくるものだと思っておけばいいです。
逆に言うと、目の前のテストをおろそかにした積み重ねが、将来の選択肢を狭めることにつながります。「あのとき少しでもやっておけば」という後悔をしないためにも、今できることをやっておくことが大切です。テストのたびに少しずつ点を上げていく。その積み重ねを続けることが、将来の自分への一番の贈り物になります。「どうせ無理」と思う前に、まず1回のテストだけ真剣に取り組んでみてください。1回でも結果が出ると、自信が生まれます。その自信が次のテストへのモチベーションになります。
勉強は脳のトレーニング
「学校で習う内容なんて将来ほとんど使わない」というのは、正直なところ事実の部分もあります。微分積分を仕事で使う人は限られているし、古文を読む機会も多くはないです。
ただ、勉強の意義はその「内容」だけにあるわけではありません。勉強を通して、脳の使い方を鍛えているという側面があります。
情報を整理する力、考えて答えを出す力、記憶して必要なときに引き出す力。こういう力は、学校の勉強を通して少しずつ鍛えられます。内容そのものよりも、考える筋肉を育てているというイメージです。
勉強を全くしないでいると、この脳の使い方のトレーニングがなされないまま成長することになります。社会に出てから「考える力が弱い」「頭の回転が遅い」と感じる状態になるリスクがあります。
学校の勉強の内容は使わなくても、勉強で鍛えた脳の力は様々な場面で役に立ちます。何かを覚える、分析する、問題を解決するといった場面で、その差が出てきます。
選択肢を広げるために今やる
勉強をある程度やっておくと、将来の選択肢が増えます。進学先、就職先、資格取得など、勉強してきた人の方が選べる幅が広くなります。
人生で勉強しておいて困ることはほとんどありません。一方で、勉強しなかったことで「あのときやっておけばよかった」と感じる場面は出てきます。
今の時期に勉強しておく最大のメリットは、「将来の自分が選べるものを増やしておける」ことです。何になりたいか、今は全然わからなくていいです。ただ、選択肢が多い状態でやりたいことが見つかった方が、それを実現できる可能性が高いです。逆に選択肢が少ない状態でやりたいことが見つかっても、手が届かない可能性もあります。
「将来何になりたいかわからない」という人ほど、今の段階で勉強しておくことが大切です。やりたいことがはっきりしてからでは、学力的に追いつけない場合もあります。選択肢を広く持った状態で将来を考えられるよう、今のうちにある程度の基礎を積み上げておくことをおすすめします。
勉強したことを後悔している話は聞いたことないけど、勉強しなかったことを後悔している話は何度も聞いたことがあります。つまりそういうことです。
まとめ
「なぜ今勉強すべきか」をまとめます。
- 勉強の意味はやってみないとわからない。意味がわからない状態は、まだ勉強が足りていないサイン
- 動機は立派じゃなくていい。自分なりの理由があれば十分
- 目の前のテストに集中する。将来はその積み重ねの先についてくる
- 勉強は内容だけでなく、脳の使い方を鍛えるトレーニングでもある
- 今やっておくことで、将来の選択肢が広がる
難しいことを考えなくていいです。まずは目の前のテストで点を取ることだけ考えてください。その積み重ねが、気づいたときには自分の力になっています。今日から少しだけ始めてみてください。「どうせ今さら」は関係ないです。始めた日が一番早い日です。少しずつでいいので動いていきましょう。



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