「暗記が苦手で…」という人にたくさん出会ってきたましたが…
暗記に得意不得意はないです。
あるのは「やり方が合っているかどうか」と「意識が正しいかどうか」の差だけです。覚えられないのは能力の問題じゃなくて、やり方と意識が間違っているだけです。
この記事では、暗記のコツと正しい覚え方を紹介します。暗記で悩んでいる人はぜひ読んでみてください。
目次
暗記できない人に共通する意識の問題
「覚えられない」じゃなく「覚えるまでやってない」だけ
まず暗記が苦手な人に共通しているのが、この認識のズレです。
「覚えられない」ではなく、「覚えるまでやっていない」だけです。覚えるのに必要な反復量が足りていないだけで、やればちゃんと頭に入ります。
テストで高得点を取る人はあたりまえに覚えるまで繰り返しています。
センスじゃなくて、反復量の差です。「あの人は頭がいいから覚えられる」と思っているなら、それは違います。覚えるまでやっているかどうかの差です。
勉強はできるできないの話じゃなくて、やったかやってないかの話です。暗記も同じで、覚えられないと思っているなら覚えるまでやってないだけです。
「この1回で覚える」意識が弱い
もう1つよくある問題が、意識の弱さです。
何の意志も持たず、何も考えずにただ書いたりして覚えようとしても、手を動かす作業してるだけで頭には入りません。「この1回で絶対覚える」という意識で向き合うのと、なんとなくやり過ごすのとでは、同じ時間でも定着量が全然違います。
暗記するときは「今この瞬間に覚える」という意識を常に持つことが大事です。
この意識が弱いと、何度やっても頭に入らないまま時間だけが過ぎていきます。
シンプルなことだけど、意識1つで大きく変わります。
人の脳はもともと忘れるようにできている
暗記が苦手と感じる人の多くが「なんで自分はすぐ忘れるんだろう」と思っています。でも忘れるのは当たり前のことです。
人間の脳はもともと情報を忘れるようにできています。1回覚えただけでは数日後にはかなりの部分が抜け落ちます。これは誰でも同じで、記憶力が悪いわけではありません。
だから繰り返しが必要なんです。
「復習しないと忘れる」という前提で勉強すれば、忘れることへのストレスもなくなるし、復習のタイミングを意識して組み込めるようになります。復習のタイミングについては勉強したことの復習にピッタリの4つのタイミングも参考にしてみてください。
暗記の基本テクニック
書く・読む・見る・聞くを同時にやる
暗記の基本は「書く」「読む」「見る」「聞く」を同時にやることです。
書くときに声に出して読み、それを自分の耳で聞きながら、目でも確認する。これだけで1回の練習の定着率が上がります。特に新しいことを覚え始めるときはこの方法が効果的です。
ある程度頭に入ってきたら「書くだけ」「読むだけ」に切り替えて回転数を上げていきましょう。
最初は丁寧に、慣れてきたら速く回すというイメージです。ただ手を動かすだけでは意味がないので、常に「この瞬間で覚えるんだ」という意識で書いてください。
とにかく接触回数を増やす
暗記で一番大事なのは接触回数です。1回で完璧に覚えようとするより、触れる回数を増やす方が圧倒的に効率がいいです。
例えば1日に同じ内容に5回触れると、1日でかなり定着します。3日に1回復習すると、忘れかけたタイミングで思い出せるので記憶が強化されます。間をあけて月に6回以上触れると長期記憶として定着しやすくなります。
テスト勉強でよくある失敗が「1つの教科をじっくり集中してやる」パターンです。それより毎日全教科に少しずつ触れる方が、忘れにくなって結果的に効率がいいです。
20問のノルマがあるなら、5パターンを4問ずつという感じで広く浅く回す意識を持ってください。
うろうろ歩きながら覚える
座ってやるより、部屋の中をうろうろ歩きながら暗記する方が頭に入りやすいです。
歩くことで血流が良くなって集中力が高まります。
「勉強は静かに座ってやるもの」なんて決まりはありません。
単語の確認や用語の暗記など、歩きながらできるものはぜひ試してみてください。部屋が狭くてもできると思います。
教科別の暗記のコツ
教科によって暗記のコツは変わります。英単語・社会の用語・数学の公式など、それぞれ詳しく解説した記事があるので参考にしてみてください。
寝る前の暗記を必ず使う
暗記するのに一番おすすめのタイミングは寝る直前です。
暗記したあとすぐ寝ることで、睡眠中に記憶が定着しやすくなります。英単語や用語など、純粋に頭に叩き込みたいものは夜寝る前にやるのが効率的です。
1点だけ注意があります。暗記したあとにスマホを触るのはダメです。せっかく覚えたものが定着しにくくなります。暗記したらそのまま寝てください。
覚えたことを「思い出す」習慣をつける
暗記したことを忘れないようにするには、思い出す習慣が必要です。勉強したことを忘れるのを防ぐテクニックと組み合わせると、さらに定着しやすくなります。
移動中や休み時間など、ちょっとした隙間の時間に「昨日覚えた単語なんだっけ」「さっき解いた問題どうやって解くんだっけ」と頭の中で思い出す練習をするだけで、記憶の定着が全然違います。
数秒でもいいです。暇だと感じた瞬間に勉強したことを思い出す癖をつけると、意識しなくても記憶が強化されていきます。頭の中で解き直しをするのも効果的で、紙とペンがなくてもできるのでどこでも実践できます。
紙に書いて壁に貼っておくのもおすすめです。目に入るたびに無意識に接触回数が増えるので、自然と覚えていきます。単語カードを使って隙間時間に確認するのも同じ理由で効果的です。
まとめ
暗記のコツをまとめます。
- 覚えられないのは「覚えるまでやってない」だけ
- 「この1回で覚える」意識を常に持つ
- 脳は忘れるのが普通。だから繰り返しが必要
- 書く・読む・見る・聞くを同時にやる
- 接触回数を増やす(1日に何度も触れる)
- 歩きながら暗記する
- 寝る前に叩き込んでそのまま寝る(スマホはダメ)
- 隙間時間に頭の中で思い出す
やり方を変えれば、暗記が苦手な人でも覚えられるようになります。まずは「この1回で絶対覚える」という意識から変えてみてください。



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