こんにちは、
しょうりです。
こちらでは、
計算が遅い人が劇的に速くなるためにやるべき7個の方法
についてお伝えします。
計算の速さって算数・数学に取り組むうえでとても重要なモノです。
計算が速いとそれだけで、数学が得意な気持ちになれます。
逆に計算が遅いとそれだけで、数学が苦手な気持ちになってしまいがちです。
なので計算が遅い人は、速くなるためになにをすればいいのか?学び、利用して、計算が速い人になっていってください。
目次
どうして計算が遅いのか?計算が遅い原因
計算が遅い人は練習量が足りていない
計算が遅い人ははっきり言ってしまえば、ただの練習不足です。
計算が早い人を比べるとまず単純に練習量が違います。計算が速い人は計算が遅い人からは想像がつかないような練習量をこなしています。
こういう言い方すると、すぐ「ムリ」とか言う人いそうだけど、逆に考えればそこに向き不向きとかいうのは無いので、やれば誰だって速くなることができます。
だから計算が遅いって感じているならとにかく練習して少しでも計算が速い人に近づいていきましょう。
計算が速くなれば算数、数学の苦手意識もなくなっていきます。
計算が遅い人は「できる」のレベルが低い
計算が遅い人は超簡単な計算で、見て、考えて、なんとか解けるっていうレベルに到達した段階で、「できるようになった」ってカンチガイしてしまいます。
だから計算が遅いんです。
速い人は超簡単な計算ならほとんど反射的に、それ以外も数十秒で解けるようになるまで鍛えています。
「できる」というのはそのレベルまで持っていくことなんです。そこまで行ってないのに「できるようになった」って思ってるから計算遅いんです。
計算が遅い人は書くのも遅い
計算が遅いとか速いとか以前に、
計算が遅い人は書くのも遅い人が多いです。
文字を書くのが遅ければそれに伴って計算にも時間がかかるというわけです。計算が速い人って書くのも遅くないです。
だから書くのが遅い場合は、書くスピードも意識してみてください。これだけでもけっこう計算の速さ変わってくると思います。あと全体的にテスト解くスピードも。
計算が遅い人は途中計算を書こうとしない
わたしの経験上ですが、計算が遅い人ほど途中計算を書こうとしません。
計算が遅い人が書かずに計算するなんてまず不可能です。
それなのに書かずにやろうとして、しょうもないミスを連発して、正解にたどり着けない。
さらに途中計算をちゃんと書いていないので、なにをミスしたのかもわからないので、訂正もできない。
そしてまた同じミスを繰り返す。
という最悪の循環になり、基礎計算1つでムダに時間がかかります。
小学校で途中計算を書くことは悪いコトみたいに洗脳されているのかもしれませんが、途中計算は書いた方がいいものではなく、絶対に書くべきモノです。
計算が速い人はみんな書いて計算トレーニングやってますから。
計算が遅い人は暗算しようとする
計算が遅い人の特徴に、「できもしないのに暗算しようとする」というのもあります。
小学校で変な暗算の授業があるせいで、「暗算した方がいい」という間違った思想を植え付けられているのも原因だと思いますが、暗算なんてする必要ありません。
とくに計算が遅い人は絶対に暗算してはいけません。ムダに時間がかかるし、間違えるから。
考えないと暗算できない場合、暗算は絶対にやってはいけません。
さっさとひっ算してください。その方が速いし、確実です。できもしないのに暗算しようして、間違えるなんてマヌケにもほどがありますしね。
問題見た瞬間に答えが頭に浮かぶレベルに達していないのであれば、暗算は絶対に禁止です。問題見た瞬間に答えが浮かぶならそれは暗算でokです。答えが見えてるなら書くまでもないですからね。
暗算というのは大量の計算トレーニングを積んだ先に得られるスキルです。
計算トレーニングをしっかり継続していけばいずれそのレベルに到達できます。だからまずはしっかり書いて、ひっ算して、素早く確実に答えを出せるようにしていきましょう。
計算を速くするためにやるべきこと
計算が遅い人が計算を速くするためにやるべきことは・・・
・小学校レベルの基礎計算を極める
・中学校レベルの基礎計算を極める
この2つです。
この2つをしっかり鍛えておけばほとんどの計算の基礎が固まるので計算が遅いという状態からは脱することができます。
なのでまずはこの2つを徹底して、トレーニング積んで鍛え上げていきましょう。
もっと難しいレベルの計算に取り組むのは、基礎をしっかり鍛え上げてからで遅くありません。基礎の計算がしっかりできていれば、上のレベルの計算もすぐにスムーズにできるようになります。
基礎計算を極めるといわれてもなにからやればいいの??
小学校レベル
整数、分数、少数の四則の計算(たし算、ひき算、かけ算、わり算)すべてです。あとすべてのひっ算もしっかりできるようにしておきましょう。これらの計算のルールをすべて完全に覚えてください。まずはこれらを遅くてもいいのでミスなく解けるようにするところからです。
ここが中途半端だと中学以上のレベルで計算できない場面が登場して困ることになります。
絶対に飛ばさずにやっていってください。
中学、高校レベルで簡単な計算に手こずる人はほとんどの場合が小学校レベルが中途半端です。小学校レベルの問題を1問数秒~数十秒で解けないなら絶対に小学校レベルから鍛え直していきましょう。
中学校レベル
正負の計算、文字式、多項式、方程式、ルートの計算など
とりあえず中学レベルの基礎計算ならこれだけを鍛えておけば、困らないはずです。まずはこれらの計算を鍛えていきましょう。
まずは計算のルールを覚えてください。各ジャンルごとに計算のルールがしっかり決まっているのでそれをまずは確実に覚えて、ミスなく解けるレベルにもっていきましょう。
中学レベルまでをしっかり鍛えておけばそれ以上のレベルの内容を勉強するときも「途中の計算で時間がかかって困る」ってことはほとんどなくなります。さらに計算に余計な時間をかけずに新しい内容に集中して取り組めるようになるので新しい内容の理解も早まります。
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どうやって計算の速さを鍛えていけばいいの??
まずは解き方をちゃんと理解して解けるレベルになったら、そのあとはひたすら問題を繰り返し解きまくりましょう。
要らない紙とか、チラシの裏とかなんでもいいので解いて解いて解きまくりましょう。
タイムアタックするのも効果的です。
時間の意識があるとより集中できますからね。毎回タイムをメモっておくと目標が見えるのでやる気も出て楽しくなります。
新しい問題に挑戦し続ける必要はありません。同じ問題でいいので何度も繰り返しやって計算の速さを高めていってください。
もうこれ以上速くならないって状態になったら新しい問題に手を出していきましょう。
継続しているうちに徐々に計算が遅い自分が変わっていくのを感じていけるはずです。
計算のトレーニングには、学校のワーク・問題集を使うのもいいし、5分間ドリルなどの基礎計算演習用のドリルを購入して使うのも有効です。
しつこく言っておきますが、問題見た瞬間に答えが浮かぶ計算以外は暗算禁止です。途中式をしっかり書いてください。
計算が遅い人からいち早く抜け出すコツ
計算の練習を積んでいくことで、計算が遅い人からは確実に抜け出すことができます。
でも実はそれだけでは並レベルにはなれるけど、計算が速い人には少し届きません。
さらに計算が速くなるためには「ただ解くだけ」ではなく、いくつかの計算のコツも使う必要があります。
おそらく計算が遅い人の多くが意識できていないのでそのコツもしっかり知って、利用してください。
九九の呪縛から自分を解放する
かけ算の計算で九九を使う場面は非常に多いですよね。
だけどいつまでも小学校で習った九九の通りに、「いんいちがいち、いんにがに・・・」なんて考え方でやっているといつまでも計算が遅いままです。
なのでこの九九の呪縛から自分を解放するように鍛えていきましょう。
九九の呪縛から解放するためにやるべきことは、九九で考えないようにすることです。
例えば、
8×7を考えるときに、
「はちしちごじゅうろく」
って計算するのではなく、
「8と7のかけ算の結果は、56」
って覚えておいて、いちいち九九で考えないようにするってことです。
そうすれば8×7も7×8も同じになります。余計な思考を省けるので計算が速くなります。
計算が遅い人で多いのが、8×7を計算して正解を書いた直後に7×8が出ていたら、しちは・・・ってなる人。あとは段の頭から数えないとわからない人。
これじゃあ計算を速くするなんて不可能ですよね。なのでとにかく数字の組み合わせで暗記しなおして、九九の呪縛から自分を解放してあげましょう。
よく出る計算は暗記してしまう
×2、×3の計算
÷2、÷3の計算
25の倍数
累乗の計算
分数⇒小数、少数⇒分数の変換
これらのようによく登場する計算は暗記してしまうと、より計算が速くできるようになります。
普段ならひっ算も、ひっ算なしで解けるようになっていきます。分数の約分なども省いていけるので、よりミスなく効率よく計算していけるようになります。
ほかにもいろいろあると思いますよく見るなって感じるのがあったらどんどん覚えていってください。そしたらそれに伴ってどんどん計算速くなっていきます。
数字をバラバラにするクセをつける
二けたの数字は×5とか×2とかのカタチにバラバラにしてみると計算が簡単になることがあります。
計算がめんどくさそうって感じたらすぐにひっ算するのもアリですが、一見複雑な計算も数字をバラバラにしてみるとひっ算なしですごく簡単に解けることもあるのでいろいろ試してみてください。
これに慣れたら計算の速さはとてつもなく向上します。
日頃から計算するクセをつける
勉強の時以外、一切計算しないでいるとせっかく計算速くなってもまた計算が遅い人に戻っていきます。
それを少しでも抑えるためには日常生活の中で日頃から計算するクセをつけることが大切です。
日頃からこれを意識しておけば、計算力をいつでも鍛えることでき、衰えることを防ぎ、いちいち机にむかわず計算の速さを高めていけるでしょう。
やるべきことは超単純です。
目に入る数字を計算するクセを付けてください。
買い物の時、車のナンバー、時刻表・・・日常で目に入るあらゆる数字を計算する意識を持ちましょう。
足しても、引いても、かけても、割っても、なんでもOKです。とにかく頭の中で計算してみるクセをつけましょう。
これができるようになればいちいち机に向かうことなく計算の速さを鍛えていけます。すごく効率的です。
これから鍛えていこうという人は目に入る数字を×2、÷2するところから始めてみてください。これをやる時は暗算でOKです。ちなみに正解かどうか自信がない場合はその場ですぐひっ算するか電卓で確認するかしてください。
【おまけ】そろばんを習っている人が計算が速いのはなぜ?
そろばんを習っている人、習っていた経験がある人って、計算が速い人が多い、少なくとも計算が遅い人はいないですよね。
彼らはどうして計算が速いのか????
その理由は、彼らは計算の時に、「頭の中にそろばんをイメージしてはじいているから」です。
習っているときは実物を使ってパチパチやっていたけど、実物がなくても頭の中でそろばんをイメージして、パチパチそろばんをはじいているって言ってました。
だから計算が速いんです。頭の中に計算機があるようなものですからね。
わたしはそろばん経験がないので、そろばん勢の計算の速さには驚かされます。
だけどここで紹介した方法で鍛えれば、そろばん勢に勝てるまではいかなくてもそんなに劣らない計算の速さは手に入れられるので心配はいりません!
最後に
以上、「計算が遅い人が劇的に速くなるためにやるべき7個の方法」でした。
計算が遅い人が速くなるためにやるべきことは、
・小・中の基礎計算を理解する
・途中計算は省かない、暗算しない
・解いて解いて解きまくる
・九九の呪縛から自分を解放する
・よく出る計算は暗記してしまう
・数字をバラバラにするクセをつける
・日頃から計算するクセをつける
です。
最初にも書きましたが、計算が遅い、速いっていうのは向き不向きの差ではなく練習量の差でしかありません。
やれば確実に速くなります。集中して取り組めば数週間~3ヵ月程度でかなり計算が速いレベルまで持っていくことが可能です。
ぜひ参考にして、計算が遅い自分をお別れしてください。計算が速くなれば算数、数学の問題を解くのも楽しくなっていくと思います。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
しょうり
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